人を知る

  1. HOME
  2. 採用情報
  3. 人を知る
  4. 上司×部下

TALK THEME
良い意味で賑やか。
仕事の楽しさが伝わってくる会社。

私は大学で機械工学を学んだので、就職活動では機械設計の仕事ができる会社を探していました。ところが就職活動の時期とコロナ禍が重なり、会社説明会や面接はオンラインに。そのため社員の人柄や社内の雰囲気を感じる取ることが難しかったですね。その中で産業リーシングに惹かれたのは、最終面接が対面になり、会社の空気感を直接感じることができたから。それまで、技術系の会社は張り詰めた空気の中で、黙々と作業をしている、といったイメージしかなかったのですが、産業リーシングは、社員同士で冗談を言い合ったり、ときどき笑い声が聞こえてきたり、良い意味で賑やかだった(笑)。でも、ふざけている感じではなく、仕事を楽しんでいることが伝わってくる賑やかさでした。この会社なら、きっと楽しく、いろんなことにチャレンジできると思いました。

私は大学時代の先輩が産業リーシングに勤めており、その先輩から会社の雰囲気を聞いて、この会社で働きたい、と思ったことが入社のきっかけです。技術系企業のイメージをくつがえす、社内の明るい雰囲気に惹かれた点はDさんと同じですね。Dさんが技術部に配属されたとき、「物腰がやわらかくて、とても真面目そうな新人だな」と思いました。そのとき感じたイメージは、いまも変わりません。近い将来、大規模なプロジェクトをリードするエンジニアに育つのではないかと、私を始め、技術部の多くの社員が期待を寄せていました。

ありがとうございます!私が入社した理由はもうひとつあります。それは、タワークレーンが、当時の私にとって未知の技術であったこと。高層ビルディングやマンションの建設に不可欠なタワークレーンの技術を学んでみたい、日本を代表する高層建築の建設に、私も携わってみたいと思いました。現在、私は主にタワークレーンの設置に必要な設置計画の図面を作成しています。ひとくちに設置計画といっても、クレーンを設置する環境はすべて異なっており、クレーンの種類や設置場所の条件等により、検討すべき課題があります。その一つひとつを検討・解決しながら、安全かつ効率的に作業ができる設置を実現することが技術部のミッションだと考えています。

高層ビルディングやマンションは、早いものだと着工する数年前から図面を作成することもあります。技術部は、建物の設計図と敷地・周辺環境等を検討しながら、タワークレーンを設置する位置、タワークレーンを組み立てる、もうひとつのクレーンを設置する位置、その位置関係から、組み立てや解体方法まで考えなければなりません。Dさんはいま、経験を積んでいる段階なので、ひとつの現場の一部分の図面作成を任せていますが、近い将来、ひとつの現場の設置・組み立て・解体まで、一連の図面作成をリードして欲しいと考えています。

TALK THEME
チャンスを与えて、
未知の領域へチャレンジさせてくれる。

産業リーシングでは、タワークレーンのリース事業を基盤に、タワークレーンの周辺機器や現場の監視カメラ等、新しい分野の技術開発にも注力しています。その中で、私は技術部の上司が手がけた分電盤の設計をサポートしました。この分電盤は建設現場用の製品で、電力線通信装置を搭載しており、建設現場に配置することで、DX化を実現するネットワーク環境を構築することが出来ます。社内ではDXや監視カメラ等の勉強会が行われており、私も一年間にわたって参加し、知識と技術の幅を広げています。また、これらの製品を紹介する展示会で製品の説明を行うなど、技術の特徴や優位性を人に伝える仕事にも挑戦しています。まだまだ勉強不足ですが、会社の新事業に貢献できるエンジニアに成長していきたいですね。

Dさんは会社の新しいビジネスにも、大学や社内で学んだ知識を存分に発揮して貢献していると思います。時代の変化と技術の進歩により、建設業界のニーズも多様化しており、産業リーシングも、それらのニーズに応える必要があります。Dさんが携わった分電盤は、今後、会社が推していきたい製品のひとつなので、タワークレーンの分野と共に自分の強みになると思います。さまざまな仕事にチャレンジして結果を出せるのは、Dさんならではの高い集中力があればこそ。これからも、やってみたいと思った仕事は、積極的に手をあげてチャレンジしてください。

はい、がんばります!技術者は狭い専門領域を担当する、というイメージもありますが、産業リーシングは、手をあげれば、新しい分野にもチャレンジさせてくれる会社です。この専門性を深めながら、別分野の知識と技術も並行して学べる環境が大きなやりがいにつながっています。テキストの購入費用や受験料を会社が負担する資格取得の制度もうれしいですね。私も同制度を利用して、第二種電気工事士の資格を取得しました。資格があれば任される仕事の幅も広がります。ある橋の建設現場で工事関係者から「電気設備が動かなくて困っている」と相談されたことがあります。その場にいた数人のスタッフと修理を試みたのですが、資格試験で身に付けた知識が役に立ちました。自分の知識が問題解決の一助になったことがうれしかったです。

さまざまな知識・スキルを備えた資格取得者は、今後、事業領域を広げていく会社にとっても心強い存在であり、財産になると思います。自ら進んで資格取得のために勉強するDさんを、私も先輩として応援しているし、私自身も学びを忘れないよう、努力を重ねていきます。Dさんはタワークレーンの分野では、図面の精度が高く、作成するスピードも着実に進歩しています。今後は、電気工事士の知識も活かして、建設現場が抱える、さまざまな課題を解決できるスキルも磨いてください。期待しています。業務や制度以外にDさんが実感している会社の魅力は?

TALK THEME
技術部の確かな戦力となって、
新しい価値を生み出して欲しい。

何でも相談できる風通しの良い社内の空気感です。技術系の職場に必要なのは、終日インタフェースに向き合うことではなく、実は技術者同士のコミュニケーション。疑問点や分からないことがあれば、すぐに聞ける、すぐに答えてくれる、そんなコミュニケーションがより良い結果につながることを、この会社は教えてくれました。私は、どちらかというと黙々と仕事に取り組む性格なので、新人の頃は疑問や不明点を抱え込んでしまう傾向がありました。積極的に質問できるようになったのは、些細な質問も受け止めてくれる先輩・上司がいたからこそ。また、毎月1回~2回ほど、退社後、技術部の社員で、お茶の水や秋葉原へ食事や飲みにいくこともあり、仲間同士で理解を深め合う機会になっています。

確かに新人の頃のDさんは、まさに黙々と図面を作成するタイプでした。仕事中は無駄な会話をせず、図面に向き合う。その姿勢は今も変わりません。それを大切にしながら、これからは、お客様を始め、社外の方とも接する機会が増えてくると思うので、社内の他部署の社員にも積極的に話しかけるように心がけて、コミュニケーションスキルを高めて欲しいと思います。私は今後とも、Dさんの成長に水を差さないように見守っていきます。では、最後にDさんの目標やチャレンジしたいことを聞かせてください。

ひとつの現場を担当する技術者に成長して、技術部の確かな戦力になること。新しいものごとを学び、考え、カタチにして、生み出せるようになること。そして、第一種電気工事士の資格をなるべく早く取得することです。K.Kさんを始め、先輩・上司のみなさんには、これからもお世話になると思いますので、どうかよろしくお願いします!