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低高圧特別高圧資料(注)1.ℓは電力会社がお願いしている離隔距離。(電力会社:東京電力の場合)  2.斜線部分は安全な範囲。  3.送電線の大部分は鉄塔ですが、鉄柱や木柱、コンクリート柱などの場合もありますので注意して下さい。2m2m3m4m5m7m11m①送配電線との必要な離隔距離の確保 感電の危険のある距離にジブやワイヤーロープなどを接近させない。②電力会社との事前打合せならびに作業前の連絡 電力会社から作業方法、防護措置、監督の方法などについて助言をうける。③防護施設の設置 クレーンのジブやワイヤーロープが危険な離隔距離内に接近するおそれがある場合には、誘導棚、簡易ゲート、トンネル型ゲート、防護ネット、絶縁用防護管などを設置する。④専任監視員の配置 的確な作業指導のできる専任の監視員を配置して、しっかり監視する。①電線に接触または接近しすぎ感電した場合○オペレーターはジブを電線から離す。○玉掛者は絶対、積荷やワイヤーロープ等に触れない。②ジブを電線から離せない場合○オペレーターはむしろ乗ったままのほうが安全。③負傷者には一刻も早く救急措置をとる。とくに感電して気を失っている場合には、直ちに人工呼吸や心臓マッサージが必要。④電線が切れた場合 大声で周囲に知らせ、たれ下がった電線に近づかないようにロープで囲うなどの処置をとり、一刻も早く電力会社へ連絡する。電圧東京電力がお願いしている安全な離隔距離(ℓ)100V・200V6,600V22,000V66,000V154,000V275,000V500,000V(参考)がいし数1 個1~2個2~4個5~9個10~20個16~30個31個以上74災害防止対策事故発生時の応急措置CLIMBING CRANECATALOG 2025ジブクレーン解体用ジブクレーンクレーン周辺機器・その他参考資料クライミングクレーンディストリビューター感電災害防止のポイント

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